分析した焼骨片。シカやイノシシの骨である可能性が高い
分析した焼骨片。シカやイノシシの骨である可能性が高い

 新潟医療福祉大(新潟市北区)などの研究グループが、国内の旧石器時代末期(約1万6千年前)の地層から出土した焼けた骨片をCT解析した結果、シカやイノシシなどの中型偶蹄類である可能性が高いことが27日、分かった。これまでの研究では旧石器時代の人類はナウマンゾウなどの大型獣を中心に狩猟したと考えられていたが、シカやイノシシなども食料として狩猟されたとみられ、旧石器時代の狩猟活動を解き明かす一助となりそうだ。

 新潟医福大自然人類学研究所の澤田純明教授(52)=人類学・動物考古学=を中心とした研究グループが5月中旬、海外の学術誌に発表した。

 調べたのは、長崎県佐世保市の特別史跡「福井洞窟」から出土した約1万6千年前の骨片。...

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