子どもへのはしかと風疹を混合したMRワクチン接種=5月、東京都港区
 子どもへのはしかと風疹を混合したMRワクチン接種=5月、東京都港区

 はしかが記録的な流行になっている。原因となる「麻疹ウイルス」は国内では排除されたはずだが、海外から持ち込まれ、猛威を振るう。幼少期の子どもはワクチンの定期接種を受けられるため、専門家は「2回接種を徹底すれば、感染の広がりを十分に阻止できる」と呼びかける。

 ▽往来

 5月中旬、東京都港区の小児科クリニックで、子どもがはしかと風疹を混合したMRワクチンの接種を受けていた。母親は、公共交通機関の利用者からはしかの感染者が出たと聞き、心配になったと明かした。

 日本小児科医会理事を務める、クリニックの時田章史院長は「未接種の乳幼児がかかった場合、数年後に脳炎を発症する恐れがある。これ以上、感染者が増えれば、重...

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