高麗寺の住職崔炳潤さん=2025年11月、京都府南山城村
高麗寺の住職崔炳潤さん=2025年11月、京都府南山城村
富山県の山間部にある土地。イスラム教徒を土葬する墓地の建設を目指し、パキスタン人らが地主と交渉している=2018年4月(提供写真)
カーン・ナディームさん=2025年11月、富山県射水市
イスラム教徒が眠る墓地を説明する高麗寺の住職崔炳潤さん=2025年11月、京都府南山城村
土葬を受け入れている京都府南山城村の高麗寺=2025年11月

 富山県内の山に囲まれた集落。人とすれ違うことはほとんどない。畑作業をしていた高齢の男性は「絶対に認めない」と語気を強めた。別の住民たちも「知らない人が入ってくるのはちょっと…」。

 住民たちが困惑しているのは、イスラム教を信じる人々のための墓地の建設だ。集落の近くが候補地となっている。イスラム教徒にとって火葬は禁忌。地面に掘った穴に埋葬する土葬でなければならない。しかし、近年の日本で主流なのは火葬だ。墓地の新設を巡って、各地の住民との間でせめぎ合いが起きている。

 「土地や地下水が汚染される」という懸念もあるようだが、どうすれば土葬を望むイスラム教徒らと共生できるのだろうか。

 国籍や宗派に関係なく、土...

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