「週刊ヤングジャンプ」編集部で校正刷りをチェックする大熊八甲。自席に椅子はなく、立って作業するスタイルだ=2026年1月、東京・神保町の集英社
 「週刊ヤングジャンプ」編集部で校正刷りをチェックする大熊八甲。自席に椅子はなく、立って作業するスタイルだ=2026年1月、東京・神保町の集英社
 「ゴールデンカムイ」の野田サトルら人気作家を担当する漫画編集者の大熊八甲。「負けず嫌いな性格は6歳離れた双子の兄の影響」と語る=2026年1月、東京・神保町の集英社
 「ゴールデンカムイ」と同様に野田サトルが描き、大熊八甲が編集を担うアイスホッケー漫画「ドッグスレッド」より(☆(○の中に小文字のC)野田サトル/集英社)
 「週刊ヤングジャンプ」編集部で広報担当者(左)と打ち合わせする大熊八甲=2026年1月、東京・神保町の集英社

 「謙虚な野心家」とでも呼ぶべきだろうか。

 「たいした人間でないのは自分が一番分かっている。でも負けず嫌い。凡人が知恵を絞り、努力と工夫を重ねて天才に挑む物語にロマンを感じる」と大熊八甲(41)は言う。

 集英社(東京)の青年漫画誌「週刊ヤングジャンプ」一筋に約20年、多くの人気作家を担当してきた編集者の信条は「考えて闘う」だ。

 (敬称略、筆者・山下憲一、写真・京極恒太=共同通信/年齢や肩書は新聞向けに配信した2026年3月13日時点のものです)

 ▽引き出し

 3兄弟の三男として埼玉県で育った。幼少期は6歳離れた双子の兄に知力、体力、経験値のどれを取っても歯が立たず「だからこそ、いつか何とか見返したいという...

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