日本の未利用な「水域資産」を新たな体験空間へ。ブロックを組み合わせる簡単な工程で“土地”を創出。

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博展(本社:東京都中央区)は、清水建設(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新村 達也)と共同で、水上に迅速かつ手軽に土地を構築できる「ブロック浮体技術」を用いた共同実証契約を締結いたしました。今後、本技術を用いた新たな水上空間の利活用を通じて、未活用水域の価値向上と、これまでにない新しい体験の創出を推進してまいります。


1. 共同実証の背景、目的、社会的意義
■背景
日本は周囲を海に囲まれ、各地に河川や湖沼などの豊かな水域資産を有している一方で、アクセス性の良い地上の土地は大きく不足しているという社会的な背景があります。これまで水上に空間を構築するには多大なコストと時間がかかっていましたが、この未活用な水域資産を有効に利活用することが求められています。

■目的
清水建設が開発した「ブロック浮体」は、同一規格の軽量なブロック(1個約30kg)を複数組み合わせることで、水上に簡単に浮体地盤を構築できる次世代の技術です。建設機械が入れない場所でも人力でスピーディーに組み立てや分解・撤去が可能です。(参考実績:2023年に同社が実施した浜名湖の実証実験では、100m2の浮体部分をわずか4時間程度で構築)これにより、これまでハードルが高かった水上空間の構築を、迅速かつ手軽に実現することが可能になります。

■社会的意義
本共同実証は、国や自治体が有する豊かな水域を「新たな土地」として活用することで、地域のエリア価値や観光価値を向上させることを目指しています。また、日本の四季の特性上、気温が低くこれまで活用が難しかった冬場や閑散期の水辺(レジャープールや水辺の施設など)においても、新たな空間を構築することで通年での資源活用を可能にします。さらに、博展がこれまで培ってきた空間デザインやプロモーションのノウハウを掛け合わせることで、人々の記憶に残る全く新しい体験を水上で創出していきます。


2. 共同実証の内容、各社の役割
本共同実証において、博展はイベントなどの仮設プロジェクトに関するブロック浮体の利用権を有し、多様な場面での活用を推進します。

【博展の役割】
ブロック浮体を活用したイベントやプロモーションの企画・制作・営業活動を担当します。企業のプロモーション、アートやIPなどのエンタメ領域や、野外プロジェクト(音楽フェスやスポーツコンペティション&イベント)、自治体連携事業などにおいて、技術の具体的な活用方法や規模を検証しながら実績を構築し、新しい体験価値を社会に提案します。

【清水建設の役割】
ブロック浮体技術の開発および製造を担当します。長年の研究で培われた厳しい社内基準により、使用条件における浮体の安定性や健全性 を担保します。本実証を経て、その先に目指している浮体式建築の市場創出、将来的な「海上都市構想」の実現に向けて知見を蓄積します。
※本技術の詳細については、清水建設のプレスリリースも合わせてご覧ください。
URL:https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2026/2026021.html


3. 活用イメージ、今後の展望
■活用イメージ
今夏以降、以下のようなシーンでの活用を提案してまいります。


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◎企業・IPコンテンツ・アートなどのプロモーション:モビリティ、ビューティー、ラグジュアリーブランド等による水上ポップアップストアや、インバウンド向けインスタレーション。また、アーティストとのコラボレーション展示や、IPコンテンツとタイアップしたユニークな水上ロケーションでのPRイベント・映像撮影など。

◎野外イベント・フェス・エンタメ領域での活用: 野外音楽フェスティバルなどの大型イベントにおいて、水上に浮かぶシンボリックなフォトスポットやブースエリアの構築。建設機械が入れない自然環境下でも、来場者向けの特別感あふれる水上休憩エリアなどを迅速に設置し、エンターテインメント性を高める新たな空間演出など。

◎自治体・まちづくり: 自治体と連携した河川・湾岸エリアの新たなランドマーク活用などユニークな事業開発。遊休水域を有効活用した市民向けの憩いの場や新たな体験空間を創出。地域の価値向上や中長期的なまちづくりにつながる取り組みなど。


■今後の展望
博展は、水域資産という新たなフィールドにおいて、多様な「体験」をデザインしていきます。今後、浮体式建築の市場創出と浮体都市の実現を目指す清水建設と共創し、イベントにおける短期的な水域活用にとどまらず、レジャープールやラグジュアリーホテルの水辺を活用した冬場・閑散期のカフェやグランピング施設などの収益を生む新たなビジネスモデルの構築も目指してまいります。

一方、清水建設は、本実証を通じて得られた知見を活かし、小規模から大規模まで、市場と時代のニーズ変化に対応可能な技術開発と事業開発を進めてまいります。海辺や河川エリアにおける水上施設や、地域と連動したまちづくり・施設開発への貢献を目指すとともに、将来的には新しい経済圏、2008年に発表した海上都市「海洋未来都市構想(GREEN FLOAT)」の実現を見据えた次世代のインフラ整備を推進していきます。


4. 企業概要
■清水建設株式会社
代表者:代表取締役社長/新村 達也
所在地:〒104-8370 東京都中央区京橋二丁目16番1号
設立:1938年11月(創業1804年)
事業内容:建築・土木などの総合建設業をはじめ、不動産開発、エンジニアリング事業などを展開。「子どもたちに誇れるしごとを。」というメッセージのもと、海洋開発などのフロンティア事業も含め、持続可能な社会インフラの整備に貢献しています。
WEB:https://www.shimz.co.jp/

■株式会社博展
代表者:代表取締役 会長執行役員/田口 徳久、代表取締役 社長執行役員 CEO/原田 淳
所在地:〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン20F
設立:1970年3月
事業内容:パーパス「人と社会のコミュニケーションにココロを通わせ、未来へつなげる原動力をつくる。」のもと、多様な“体験”を統合的にデザインし、企業や団体のマーケティング課題の解決に貢献しています。
WEB:https://www.hakuten.co.jp/

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本件に関するお問合わせ先
株式会社博展 広報・PR担当
E-mail : pr@hakuten.co.jp

関連リンク
清水建設 プレスリリース
https://www.shimz.co.jp/company/about/news-release/2026/2026021.html
【記事】博展、IP・エンタメ領域に特化した専門チームを始動。
https://www.hakuten.co.jp/news/post_14886