仕事帰りにウイスキーをあおったやすらぎ堤。当時の苦い記憶がよみがえる=新潟市中央区
仕事帰りにウイスキーをあおったやすらぎ堤。当時の苦い記憶がよみがえる=新潟市中央区

【2021/01/14】

 新潟市中央区の会社員、目黒裕二さん(60)=仮名=にとって、自宅近くのやすらぎ堤は人目を忍んで酒をあおった場所だった。「雪でも雨風でも、この辺りで飲んでいた。当時は惨めでわびしくてね」

 高校卒業後、夜勤のある職場に就職した。仕事を終えると上司や仲間と朝から酒場で飲むのが日課だった。酒に強いと評判になり、日本酒を5合飲む日が続いた。周囲からは「断らないから誘いやすい」と言わ…

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