新型コロナウイルス感染症の影響で数年間、海外が遠かった。新潟から飛行機で2時間だった隣国・韓国は、ソウルへの直行便の運休が現在も続く。

 その間も距離を越えて日本で広がりを見せたのが、K-POPやドラマなどの韓国製コンテンツ。家にこもりがちだった頃などに触れる機会が増えたという人も多いはずだ。

 感染症の広がりに落ち着きが見えた今、新潟県から韓国・ソウルに「K-POP留学」している専門学校生がいると聞いた。彼女たちが韓国やK-POPに引かれる理由は何なのだろう。駐新潟韓国総領事館の協力で4月、BSN新潟放送とソウルを訪れ、距離や言葉の壁を越えて広がる「Kコンテンツ」に触れてきた。(デジタル・グラフィックスセンター 由井佳苗)

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 K-POPアイドルを目指し、新潟県から韓国・ソウルに留学している4人の女子専門学校生に、「推し」のK-POPアイドルや、現地の流行などを尋ねた。19歳の感性がとらえた韓国の最新トレンドとは。...

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