「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産の登録実現に向け、花角英世新潟県知事と渡辺竜五佐渡市長は14日、政府が設置したタスクフォース(作業部会)のトップを務める滝崎成樹官房副長官補と新潟市内で面会し、初めて意見交換を行った。政府と県、佐渡市が登録に向けて一体となって取り組むことで一致した。

 面会は非公開で約1時間行われた。事務局の内閣官房によると、今年夏から秋にかけて予定されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関による現地調査への対応などについて、滝崎氏が協力を依頼した。花角知事と渡辺市長は政府と連携して対応すると応じたという。

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