勝利につながるゴールを決めようと、練習に励むFW鈴木孝司=聖籠町
勝利につながるゴールを決めようと、練習に励むFW鈴木孝司=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は第27節の9月17日午後7時から、パナソニックスタジアム吹田でG大阪と対戦する。5月の対戦では3失点を喫し、ホームで苦杯をなめた。借りを返す一戦としたい。

 前回は1-3で黒星。開始早々に失点し、1点差に迫った後に突き放されるなど、流れを呼び込めなかった。FW小見洋太は「本当にもったいなくて、難しいゲームになってしまった。悔しさを晴らしたい」とモチベーションは高い。

 2週間ぶりの公式戦となる。リーグ戦の中断期間に松橋力蔵監督は、よりダイナミックな攻撃を目指そうと「背後へのアクションを強調した練習をした」と話す。成果を発揮し、ゴールを脅かしたい。

 G大阪は中断期間中もYBCルヴァン・カップを戦っている。公式戦は直近3試合で無得点で、失点は8。しかし、元日本代表のGK東口順昭(新潟経営大出)やFWイッサム・ジェバリら、個に優れる選手がそろい、チーム力は高い。

 新潟とG大阪の勝ち点差は4。一つでも順位を上げていくには、白星が欲しいところだ。小見は「ここで勝てれば勢いにつながっていく。必ず勝ち点3が取れるように頑張る」と力を込めた。

◆1桁順位もまだまだ視野、34歳FW鈴木孝司「自分のゴールで一つでも上に」向上心高く

 現在15位の新潟だが、中位のチームとの勝ち点差は小さく、1桁順位に食い込むことも不可能ではない。FW鈴木孝司は...

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