新潟労働局が1月30日に発表した2023年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1・49倍で、前月に比べ0・01ポイント低下した。低下は4カ月連続。雇用情勢判断は「改善の動きにやや足踏み感がある」を維持した。

 12月の有効求人数(パートを含む、季節調整値)は5万2670人で前月比0・9%増と2カ月ぶりに増加した。有効求職者数(同)は3万5332人で、前月比1・3%増と3カ月連続で増加した。有効求人倍率の全国順位は前月の8位から9位へと下がった。

 学卒者を除く新規求人数(パートを含む、原数)は1万8228人で前年同月比1・1%増と、2カ月ぶりに増加した。

 新規求人の産業別では、製造業が10カ月連...

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