
髙野碧さんらのアイデアを基に政府が制作した拉致問題に関する啓発動画
北朝鮮による拉致問題1970~80年代、北朝鮮が日本人を連れ去る国際犯罪を重ねた。工作員の教育などが目的とされる。2002年の日朝首脳会談で金正日総書記が拉致を認めて謝罪。被害者5人が帰国し、8人は「死亡」とされた。日本政府認定の被害者は計17人で、北朝鮮は4人を「未入国」と主張している。日本側は説明に不審な点が多いとして受け入れず、交渉は停滞している。を考える政府主催の「中学生サミット」で、新潟県佐渡市の南佐渡中3年の髙野碧(みどり)さん(15)らのグループが提案したアイデアを基にした拉致問題啓発動画が、このほど公開された。もう一人の新潟県代表、新潟市中央区の寄居中3年藤田孝惇(こうじゅん)さん(15)は、拉致問題を考える政府主催の作文コンクールで特別賞を受賞した。2人は北朝鮮による拉致問題の解決のため、若い世代ができることを考え続けている。
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中学生サミットは...
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