訪日客誘致のモニターツアーで、北沢浮遊選鉱場を見学する参加者ら=佐渡市相川地区
訪日客誘致のモニターツアーで、北沢浮遊選鉱場を見学する参加者ら=佐渡市相川地区
島内の観光関係者との意見交換会に参加した、訪日客誘致のモニターツアーの参加者ら=佐渡市八幡

 佐渡観光交流機構(新潟県佐渡市)が、新潟観光コンベンション協会(新潟市中央区)と、みなかみ町観光協会(群馬県)と連携し、インバウンド(訪日客)誘致に力を入れている。佐渡だけでなく、3団体の地域を周遊するルートを提案することで、旅行会社がツアーに組み入れやすくなるという。1月中旬には新型コロナウイルス禍後、初のモニターツアーを実施。今後も連携を強化する考えだ。

 上越新幹線沿線で誘客を図ろうと、7、8年ほど前に始めた新潟県や群馬県などでの広域連携の取り組みが前身。今回の3団体は連携を強め、ウイルス禍前後には、一緒に北米での営業活動を続けるなどしてきた。

 1月中旬のモニターツアーには、米国の旅行会...

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