イタヤカエデの樹液採取の方法を学ぶ牧中学校の生徒ら=上越市牧区小川
イタヤカエデの樹液採取の方法を学ぶ牧中学校の生徒ら=上越市牧区小川

 新潟県上越市牧区の牧中学校1年生が学校の裏山に自生するイタヤカエデからメープルシロップの原料となる樹液を採取する方法を学んだ。元林野庁職員でメープルシロップを牧区内で製造している梨本正昭さん(70)が幹に穴を開けるなど採取の手順を実演して見せた。

 地域の食や文化などを学ぶ総合学習の一環。2月1日に行われ、1年生6人が参加した。

 梨本さんは、イタヤカエデの樹液を煮詰めてメープルシロップを作ると説明。「手をかけずに...

残り214文字(全文:422文字)