
「えんま猫」の手ぬぐいや閻魔堂で祈とうを受けた福豆などが入っているえんま合格祈願セット=柏崎市東本町2
2月に入り、受験シーズンも佳境を迎えた。今後は、国公立大の2次試験や新潟県立高校の入試などが控える。柏崎市では企業や商店主が縁起物の商品を用意し、受験生を応援している。つらいことも多い受験勉強。最後のひと踏ん張りは地域の人の思いがこもった合格祈願の一品で験を担いでみては。柏崎市内で販売されている2商品を紹介する。(2回続きの1)
柏崎市東本町2のえんま通り商店街の商店主らが、地元の「閻魔(えんま)堂」にあやかった合格祈願セットの販売を始めた。「閻魔大王が受験生の努力を認め、合格と判断する」という発想から、閻魔堂で祈とうを受けた福豆や文具などを詰めた。
合格祈願セットは、地域のにぎわいづくりに取り組む女性グループが、10年以上前から販売していた。メンバーの高齢化や減少で...
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