キャンドルの前で手を合わせ、震災犠牲者を追悼する市民ら=11日午後6時30分ごろ、十日町市本町2
キャンドルの前で手を合わせ、震災犠牲者を追悼する市民ら=11日午後6時30分ごろ、十日町市本町2

 東日本大震災翌日の2011年3月12日に発生した新潟・長野県境地震の被災地、新潟県十日町市で3月11日夜、追悼セレモニー「忘れない」が開かれた。市民らはキャンドルを前に手を合わせ、能登半島地震の被災地の復興も祈った。

 十日町市のNPO法人「市民活動ネットワークひとサポ」が、被災した宮城県石巻市への支援をきっかけに毎年開いている。

 午後6時、市民交流センター「分じろう」に親子連れら約30人が集まった。法要に続き、参加者が約200個のキャンドルに火をともし、祈りをささげた。能登半島地震の被災地支援のためのチャリティーも行い、例年無料で振る舞う石巻産ワカメのみそ汁を今年は1杯100円で販売。売り上...

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