
説明書を読みながら、テントを組み立てる津南中等教育学校の生徒=津南町下船渡
探究学習で新潟県津南町の防災強化をテーマに取り組んできた県立津南中等教育学校(津南町下船渡)の生徒が、大雪と地震が重なった災害に備える学習会を開いた。地域住民も参加し、豪雪地の災害対策で必要なことを考えた。
5年生の探究学習チーム「ネクサス」の8人が企画した。メンバーは昨年10月の学校の文化祭などで町民にアンケートを実施した。その中で「大雪時に発生した大地震の被害・影響を具体的にイメージできる」との回答がわずか15%だったことを踏まえ、新潟大や新潟地方気象台から助言を受けながら学習会の構想を練った。
学習会は3月7日に開かれ、1〜5年生315人と地域住民約20人が参加した。生徒は出身小学校ご...
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