
「高規格のどぐろ」の基準を満たしたノドグロ(新潟県提供)
新潟県は、重さや漁獲手法などの基準を満たした特に高品質な県産ノドグロを「高規格のどぐろ」としてブランド化を進める。6月にも新たな名称を発表する予定で、認知度向上につなげる狙いだ。3月19日には高規格のどぐろの取り扱いが見込まれる飲食店関係者らに向け、企画やブランドイメージなどを説明した。
ノドグロは高級魚として人気が高い。2019年の漁獲量は、山口県が652トン、島根が591トンと両県で日本海側の約8割を占める。本県は67トンだが沿岸漁業が主体で、鮮度が高いまま市場へ出荷できるのが強みという。
県は昨年、重点的にPRする産品「県推進ブランド品目」の一つにノドグロを選定。ただ、知名度は金沢県な...
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