佐渡番茶を使ったメニューの試食などで、佐渡産食材の魅力を再確認した交流会=佐渡市両津夷
佐渡番茶を使ったメニューの試食などで、佐渡産食材の魅力を再確認した交流会=佐渡市両津夷

 新潟県佐渡市産の食材の利用拡大を旅館やホテル、飲食店が農林水産業者らと考える交流会が、市内で開かれた。「佐渡番茶」として島内で親しまれる茶葉の新たな活用法を探るため、お菓子や総菜などの試作が用意され、参加者は試食しながら意見を交わしていた。

 島内の官民でつくる「食と観光の連携による地域活性化検討会」などが主催し、約50人が参加した。

 佐渡番茶の活用では、島内の五つのホテルや飲食店が、複数の試作品を提供。番茶のスモークで香り付けしたカキ、お茶であんを作ったゴマ豆腐のほか、クッキーやかりんとう、モンブランなどのお菓子が並んだ。

 JA佐渡によると、新芽も焙煎(ばいせん)する佐渡番茶は吉井地域などで...

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