新潟県は3月28日、県内86の定点医療機関から18〜24日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者が672人で、1医療機関当たりの平均は7・81人だったと発表した。前週(11〜17日)の11・36人の0・69倍となり、3週連続で減少した。
県によると、この1週間の入院患者数は1日平均310人で、前週から6人減った。重症者は1日平均2人、中等症者は33人だった。
県内13の基幹定点医療機関の入院患者数を把握する「入院サーベイランス」は、1医療機関当たりの平均が3・85人で、前週よりも減少した。
県内13保健所管内別では、十日町が21・00人と最も多く、上越が10・38人、長岡が7・38人、新潟市が6・71人だった。年代別の実数は全年代で前週よりも減り、19歳以下の若い世代が4割を占めた。
集団感染は計21件確認され、児童福祉施設で2件、高齢者施設で15件、障害者施設で4件だった。