交流サイト(SNS)で投資に勧誘され現金約5120万円をだまし取られたとして、新潟県魚沼市の60代男性が3月28日までに、小出署に被害を届け出た。小出署はSNS型投資詐欺とみて調べている。
小出署によると、男性のSNSアカウントに1月中旬、女性を名乗る人物から投資を勧めるメッセージが届き、男性は指定された銀行口座を開設し、投資用のアプリをインストールした。
女性から投資に詳しいという別の人物をSNS上で紹介され、男性は1月下旬、10万円を相手側が指定した口座に振り込んだ。その後も「金市場に投資しないか」「口座が凍結したため保証金が必要」などと連絡があり、男性は2月29日までに計11回、現金約5120万円を振り込んだ。
男性は相手側と連絡が取れなくなったことから詐欺を疑い、警察に相談したところ被害に気付いた。
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