
国土交通省は4月2日までに、2024年度北陸地方整備局予算のうち新潟県への配分を決定した。国が主体の直轄事業は総額528億円で、2023年度当初の514億円から14億円増加した。補助も含めた主な事業では、2023年4月に洋上風力発電の建設拠点となる基地港湾に指定された新潟東港の整備を推進する。村上市で2022年の県北豪雨を受けた治水事業にも取り組む。
23年度補正予算と合わせた「16カ月予算」で見ると、新潟県での直轄事業は総額768億円となる。
新潟港東港区南埠頭(ふとう)地区の整備には27億1300万円を盛った。東港は全国で5港目に洋上風力発電の建設拠点となり、国交省が村上市・胎内市沖で整...
残り553文字(全文:853文字)