
正規品であることをスマートフォンで確認できるサービス「SHIMENAWA」
大光銀行(新潟県長岡市)は、製品にスマートフォンをかざすだけで真贋(しんがん)を確認できるサービスを、包丁メーカーの藤次郎(燕市)に提供した。資本業務提携するSBIホールディングス(東京)の子会社のサービスを活用。模倣品の流通を防ぎ、取引先のブランド価値を保護する狙い。
藤次郎は、2004年から欧州の展示会に参加するなど海外展開を加速。模倣品や不正ルートでの販売が増え、海外市場での値崩れなどが課題となっていた。
導入したのは、SBIトレーサビリティ(東京)の「SHIMENAWA(しめなわ)」。製品の製造元や流通情報などを、改ざんされにくいブロックチェーン(分散型台帳)技術で管理。製品のICタ...
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