「会場には出店や展示もあり、幅広い日本文化に触れられる」と語る総合プロデューサーの能登剛史さん=新潟市中央区
「会場には出店や展示もあり、幅広い日本文化に触れられる」と語る総合プロデューサーの能登剛史さん=新潟市中央区

 多彩な伝統芸能を気軽に楽しめる文化の祭典「アート・ミックス・ジャパン(AMJ)」が4月13、14日、新潟市中央区の新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)などで開かれる。2024年は10回目の節目となる。これまで落語や琵琶、けん玉など幅広いジャンルを紹介し、全国の一流アーティストだけでなく、地域に根付く郷土芸能の魅力も発信してきた。総合プロデューサーの能登剛史さん(50)に思いを聞いた。(報道部・水野八穂)

 AMJは新潟総踊り祭実行委員会と新潟商工会議所でつくる実行委員会が主催。多くが1公演45分で、料金も3000〜4000円代。演者による解説もあり、伝統芸能を初心者でも楽しめる。

 第1回は2013年。能登さんが総合プロデューサーを務める「にいがた総おどり祭」を通じて...

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