
眼鏡レンズの国内最大手HOYA(東京)が、システム障害のため受注を一時ストップした。代わりの注文が集中したことで、別の会社にもレンズの納期遅れが波及。このため、製品を販売する大手チェーンのほか新潟県内の眼鏡店でも、客への納品日数が通常より延びる見通しとなっている。関係者は「納期の正常化までどれだけかかるのか」と気をもんでいる。
新潟県眼鏡協会などによると、主に影響を受けているのは強度乱視用や遠近両用などの「特注レンズ」。発注から中2日程度で届いていたHOYAの供給が、3月末から一時止まった。他社製のレンズも納期が通常の1週間程度から1、2日ほど延びているという。
標準的なレンズは在庫や他社の...
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