被災地復興や平和への思いを筆に込めた子どもたち=燕市国上
被災地復興や平和への思いを筆に込めた子どもたち=燕市国上

 能登半島地震の被災地復興と世界平和を祈願し、新潟県燕市の国上寺で奉納揮毫(きごう)が行われた。子どもたちが大きな筆を手に、力強くメッセージを書き上げた。

 名古屋市の平和活動団体「和プロジェクトTAISHI」(宮本辰彦代表)の主催。「TAISHI」の呼びかけに応じた法隆寺(奈良県)、比叡山延暦寺(滋賀県)などさまざまな宗派の全国42寺院をはじめ計43会場で、3月から4月にかけて行われている。

 国上寺では4月3日に行われた。山田光哲(こうてつ)住職(56)が読経した後、新潟県加茂市に本部がある書道教室「下田(しもだ)書道会」の子どもたち10人が順番に筆を持ち、大きな紙に「能登の地に再びかがやくえ...

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