
委員会後、報道陣の取材に応じた小林彰委員長(左)と小林晴久消防長=柏崎市三和町
新潟県柏崎市消防署の消防士が水難救助訓練で死亡した事故について、第三者による「事故調査・再発防止検討委員会」は、4月中に報告書を完成させ、市消防本部に提出することを明らかにした。
柏崎市消防本部(三和町)で4月18日に行われた第5回会合後、弁護士の小林彰委員長と小林晴久消防長が報道陣の取材に応じ、説明した。
事故は2023年10月13日に発生し、柏崎市の番神海水浴場で訓練していた男性消防士=当時(26)=が溺れ、翌日に亡くなった。
小林委員長は会合後、報告書について、事故原因を一つに断定せず、資機材、安全管理体制、訓練実施方法、個人の適性という四つの観点から考察し、再発防止策を提言したと説明...
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