
道遊の割戸を見学した世界遺産委員国の駐日大使ら=4月25日、佐渡市
新潟県佐渡市「佐渡島(さど)の金山」の世界遺産登録を審議する、世界遺産委員国の駐日外交団を招いた佐渡ツアーが4月25日、始まった。登録に向けた動きが最終盤を迎える中、花角英世知事や、市民団体らが総出で金山の価値をPRした。
佐渡金山は7月下旬にインドで開かれる世界遺産委で登録可否が審議される見込み。駐日外交団のツアーは昨秋も行われたが、その後、委員国の改選があったため、今回は委員国を対象に県と佐渡市が主催した。
世界遺産委は日本を含む21カ国で構成される。今回の参加はこのうちベトナムやルワンダなど11カ国の大使ら16人。
一行は、金山の江戸時代の坑道を訪問。手掘りによって山頂部分が割れた「道...
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