
阿賀野市のキャラクター「ごずっちょ」があしらわれた「三ノ峰コース」の案内板=阿賀野市の五頭連峰山麓
5月3日に山開きを控えた新潟県の五頭連峰 「一ノ峰」から「五ノ峰」まで、五つの峰を持つことから名付けられ、五頭山の名称でも親しまれている。809年に弘法大師によって開山されたと伝わる。山頂からは蒲原平野を一望でき、天気が良ければ日本海や佐渡島も眺めることができる。の登山口6カ所に、ステンレス製の案内板がお目見えした。登山客にルートを分かりやすく把握してもらおうと、地元の阿賀野市が設置した。頑丈で風雨に強く、市のキャラクター「ごずっちょ」があしらわれている。市は「案内板を見て自分のコースを確認し、安全に登山を楽しんで」とPRしている。
案内板は、鋼材加工販売の藤田金属(新潟市中央区)が製品の端材を再活用して作り、提供した。登山客に自分がいるコースと地点を正確に把握してもらうことで、道迷いを防ぎ、万一の遭難の際にも自分の位置を通報しやすくするのが狙い。昨年から藤田金属と市が協力して設置に取り組んでおり、これまでに登...
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