環境システム開発がレンタルするオゾン廃水処理の試験装置
環境システム開発がレンタルするオゾン廃水処理の試験装置

 廃水処理などの環境システム開発(新潟市東区)は、食品工場や給食センターなどの廃水処理施設向けにオゾンを活用する提案を強化している。処理能力を高め汚泥発生量の削減を見込めるとし、有効性を確認するための試験装置のレンタル事業も始めた。

 環境システム開発は工場や食品加工所の廃水処理システムの設計施工や維持管理を行っている。汚水を水槽へ流し、微生物によって浄化する。水の透明度を計り、油分などの規制値をクリアして廃水する仕組み。廃水量が増えると施設の増設が必要となり、規模によって設備投資に数千万から数億円がかかる。

 生産品目の増大や変更に伴って、従来方式の処理では規制値のクリアが難しいケースも出ている...

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