新潟県の課題や印象について語る千葉茂雄新潟労働局長=4月30日、新潟市中央区
新潟県の課題や印象について語る千葉茂雄新潟労働局長=4月30日、新潟市中央区

 新潟労働局の新局長に就いた千葉茂雄氏(59)が4月30日、新潟市中央区の新潟労働局で初の定例会見に臨んだ。新潟県の状況について、人口減少を背景とした人手不足を課題に挙げ、働く環境の整備などに力を入れるとした。

 東京都出身。1989年に旧労働省に入省し、労災補償関連の業務が長い。厚生労働省労災保険業務課長から、3月31日付で局長に就いた。

 人口減少や新型コロナウイルス感染禍からの経済回復などに伴い、新潟県内でも人手不足は深刻化する。千葉局長は「賃金引き上げのほか、長時間労働の削減、労働災害の撲滅など、働く環境の整備に取り組んでいきたい」と強調した。

 趣味のスキーやキャンプで新潟県を訪れたことは...

残り60文字(全文:360文字)