
運行を開始した佐渡市直営のコミュニティーバス=佐渡市浜田の両津病院
路線バス減便に対応するため、新潟県佐渡市直営のコミュニティーバスの運行が、5地区でスタートした。事前予約制の無償運行で、自宅付近での乗り降りが可能なのが特徴。2025年3月末までの運行だが、それ以降も継続を検討する。
佐渡市は「地域公共交通計画」(2024〜33年度)で、将来的に路線バスの運行が難しいため、あらゆる輸送資源を総動員して移動手段を確保する「地域内交通」の重点地域として7地区を位置づけている=地図参照=。
今回新たに運行を始める5地区は、(1)海府線(2)七浦海岸線(3)内海府線(4)東海岸線(5)赤泊地区-で、要望の多い買い物や通院の利用に配慮し、週1〜5日運行する。このうち七...
残り299文字(全文:599文字)