4月からのバスの減便が報告された佐渡市地域公共交通活性化協議会=2月16日、佐渡市両津夷

 新潟県佐渡市で路線バスを運行する新潟交通佐渡(河原田諏訪町)の村山優樹社長は、2月16日の「市地域公共交通活性化協議会」で、4月から本線など6路線で計38便を減便する方針を明らかにした。運転手不足と残業の規制強化が理由。

 減便となる6路線は、本線、金丸線、内海府線、小木線、七浦海岸線、海府線=表参照=。平日の場合、本線は2便減るが、引き続き50便近くが運行するのに対し、海府線はほぼ半減で、内海府線も減少幅が大きい。

 土・日・祝日(休日)は、内海府、七浦海岸、海府の3路線は、事前予約制のデマンド運行となる。これら3路線については1月に地元で説明会を開催。通院や通勤などでの利用の要望を踏まえ、可...

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