
ワラビ採りが本格化した丸渕観光わらび園=5月19日、阿賀町七名乙
新潟県阿賀町七名乙の「丸渕観光わらび園」がシーズン本格化を迎えている。天候に恵まれた5月19日には、県内外から多くの山菜ファンが訪れ、袋やバッグいっぱいにワラビを摘んでいた。
約10ヘクタールのわらび園は福島県境に近い山間部にある。丸渕集落の住民でつくる生産組合が管理運営している。
2024年は生育状況が良かったため例年より早い5月5日に開園した。しかし、その後の低温や霜で停滞。収穫が心配されたが、気温が上がった5月後半に入り順調に成長した。ピークは5月末から6月初めの見込み。
5月19日は約200人が来園。開園と同時に、競うように斜面に向かい山の幸を摘んだ。「山菜を採るのも食べるのも好き」...
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