
男子5000メートル(車いすT54)決勝 力走する吉田竜太(右)と樋口政幸(左)=神戸ユニバー記念競技場
パリ・パラリンピックの出場枠が懸かるパラ陸上の世界選手権第7日は5月23日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、選手の衝突、転倒により再レースとなった男子5000メートル(車いすT54)決勝で樋口政幸(45)=プーマジャパン・新潟県十日町市出身=は、10分58秒47で6位だった。樋口は、無効となった18日のレースで、パラ代表入りを確実とする2位に入っていたが、再レースでは届かなかった。
男子400メートル(視覚障害T13)決勝は前回覇者の福永凌太(日体大大学院)が47秒86で銀メダルを獲得した。福永は既に日本パラ陸連が定めるパリ・パラの代表選考基準を満たしている。
女子走り幅跳び(義足・機能障害...
残り581文字(全文:881文字)