模擬選挙で投票する稲田小の児童=17日、上越市稲田1
模擬選挙で投票する稲田小の児童=17日、上越市稲田1

 新潟県上越市選挙管理委員会は5月17日、選挙の仕組みや意義を教える出前講座を稲田小学校で開いた。憲法を学んでいる6年生59人が国民主権を理解するため模擬投票を行い、一票を投じる大切さを学んだ。

 市選管の職員がクイズを出題しながら政治の役割を説明し、地域の代表を選ぶ選挙に有権者が参加することが大切と説いた。

 模擬投票では架空の「稲田市長選挙」に3種類のキャラクターが立候補。児童たちは「大型ショッピングモールをつくります」「学校の校庭を芝生化します」など各候補の公約を紹介した選挙公報を読んで投票した。実際の選挙で使う投票箱や記載台を使用し、児童たちは投票所の雰囲気を味わった。

 参加した児童(11...

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