
渡辺竜五市長(右)に寄付金の目録を手渡した田村優子さん=佐渡市役所
「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録を後押ししようと、新潟県佐渡市出身のしの笛奏者田村優子さんと県信用組合(新潟市中央区)が、それぞれ5万円と30万円を佐渡市世界遺産推進基金へ寄付した。
田村さんは5月8日、佐渡市役所を訪れ、渡辺竜五市長に世界遺産応援コンサートの収益の一部の目録を手渡した。田村さんは「幼少期を過ごした相川に恩返しできればいい。世界遺産登録されたら多くの人に地元の食や芸能を楽しんでもらえると思う」と語った。
5月15日には県信組の赤川新一理事長が佐渡市役所を訪れた。「貴重な遺産が長く愛されるように維持、保全活動に使ってもらいたい」と話した。県信組は「世界遺産応援定期積金...
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