
新潟交通の「研修車」の引き継ぎ式。右が2代目の車両=新潟市中央区上所1
新潟交通(新潟市中央区)がバス運転手の教育に用いる「研修車」を2代目に更新した。搭載したカメラやモニターで運転の様子をリアルタイムで確認でき、より的確な指導ができるようになった。教育体制を充実させることで、新たな採用にもつなげたい考えだ。
研修車は指導教官が同乗し、新人運転手の育成をする。初代が老朽化したことによる交代で、2代目は中古車を購入した。全長約10・9メートル、幅約2・5メートル、車体は黄色と黒を基調とする。
運転席やバックミラーなどに9台のカメラを設置し、映像を車内のモニターに映し出すほか、運転席上部にもスピードメーターを設置するなど、指導教官が状況を確認できるようにしている。車...
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