
田植え機が入ることができないあぜ付近に手で苗を植えるオーナーたち=柏崎市西長鳥
新潟県柏崎市西長鳥の岩之入地区の棚田で、地元農家と一緒にコメ作りをする「棚田オーナー」が田植えを行った。オーナーたちは、田植え機が入ることができない場所などに手で苗を植え、農作業に汗を流した。
地区外との交流を深めようと、中山間地域等直接支払制度に基づいてつくる団体「岩之入集落協定」が荒れ地だった田んぼを整備し、2006年から行っている。24年は6組の参加者がコメ作りに取り組む。
24年は少雪により、岩之入地区の棚田でも水不足が生じている。棚田オーナーの田んぼは、集落協定代表の池田司史(つかふみ)さん(68)が、田植えに向けて近くの川からポンプで水をくみ上げた。
5月19日は4組のオーナーが...
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