試合形式の練習を終え、仲間と握手をする古俣聖(左)=東京都北区(写真映像部・新井田悠)
試合形式の練習を終え、仲間と握手をする古俣聖(左)=東京都北区(写真映像部・新井田悠)
ゲーム形式の練習に臨む古俣聖(左)=味の素ナショナルトレーニングセンター
ゲーム形式の練習をする古俣聖(右)=味の素ナショナルトレーニングセンター

 フェンシングのパリ五輪日本代表が5月31日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。男子エペの団体戦リザーブで初の代表入りを果たした古俣聖(あきら)=本間組・新潟市西区出身=は好調をアピール。「五輪は小さなころからの夢だった。楽しみながら、金メダルを狙う」と2カ月後に迫る大舞台へ意欲を語った。

 エペ団体の4人は、それぞれが世界ランキングで20位以内を確保。実力者がそろい、団体のメダル獲得が期待される。公開練習で古俣は世界ランキング3位で同い年の加納虹輝(JAL)らと剣をかわした。

 古俣は東京五輪金メダルの原動力となったリザーブ宇山...

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