
中越鋳物青年研究会が寄贈した鋳物のたき火台=長岡市大手通2
鋳物産業に関心を持ってもらおうと、新潟県長岡市の中越鋳物工業協同組合の青年研究会が、花火の模様をデザインしたたき火台を製作し、長岡市に寄贈した。ミライエ長岡に展示されており、施設を訪れる若者らに、市内業者の技術力や魅力をアピールしている。
中越鋳物青年研究会は1961年に設立し、現在の会員は13人。技術向上の勉強会や、児童向け鋳造体験などを開いている。
たき火台は米粒の形をイメージしており、幅が最大80センチ、高さ32センチ、重さ18キロ。本体はアルミで、床の部分は鉄を用いた。側面には、打ち上がる長岡花火を表現した。2023年12月に完成した。
贈呈式が24年5月16日にミライエで開かれ、研...
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