
時折強い雨が降る中、新緑の山道を駆けるランナー=6月2日、十日町市
起伏のある山道や古道を走るトレイルランニングレース「越後まつだい春の陣 トレイルラン」が6月2日、新潟県十日町市松代の「農舞台」を発着点に開かれた。雨の中、約460人のランナーが新緑の山野を駆け抜けた。補給地点では住民が郷土料理でもてなし、自然相手の体力勝負を後押しした。
昨年に続き2回目。25キロと2キロの2コースで、25キロは棚田など日本の原風景が残る集落を巡る。実行委員会はボランティアらと荒れた山道を整備し、上った高さの累計が1300メートルに達するコースを設定した。
ランナーは緑したたるブナ林や、アップダウンを繰り返す山道を疾走。一心不乱にゴールを目指す人もいれば、記者らにポーズを取...
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