
連携協定を結んだヤマレコの的場一峰社長(左)と糸魚川市消防本部の竹田健一消防長=市消防本部
新潟県糸魚川市消防本部は5月30日、登山用地図アプリを運営するヤマレコ(長野県)と山岳遭難救助に関する連携協定を結んだ。アプリを使う登山者が遭難した場合、消防側から直接、遭難者の位置情報を確認することができ、救助までの時間短縮が期待される。
協定締結式で、ヤマレコの的場一峰社長は、登山のルート情報や道迷い防止機能があるヤマレコのアプリが、5月時点で120万ダウンロードされていると説明し、提供する遭難者情報照会システムを使うことで効率的な捜索が可能になるとアピールした。
糸魚川市消防本部による同様の連携協定は、2023年のヤマップ(福岡市)に次いで2件目。市消防本部によると、ヤマップのアプリ使...
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