
米経済誌フォーブスの賞に選出されたクローサーの樋口翔太社長=茨城県つくば市
米経済誌フォーブスが次世代をけん引する若い才能に光を当てる賞に、筑波大学発の人工知能(AI)ロボットベンチャーCloser(クローサー、茨城県)の樋口翔太社長(26)が選ばれた。新潟県上越市出身で、長岡工業高専に進学。自作ロボットの性能を競う世界大会で優勝するなど、ロボット開発に打ち込み、筑波大大学院に進んだ。受賞をきっかけに「海外でのチャレンジにつなげていきたい」と意欲を語った。
賞は「30UNDER30ASIA2024」。日本を含むアジア太平洋地域を対象とした各分野で活躍中の30歳未満の人材を選出している。10部門で30人ずつの計300人が受賞し、樋口さんは「産業・製造・エネルギー分野」...
残り830文字(全文:1130文字)