
路線バスの状況や観光施策の説明があった佐渡市地域公共交通活性化協議会=佐渡市両津湊
新潟県佐渡市内の公共交通の事業者、利用者らでつくる「佐渡市地域公共交通活性化協議会」の2024年度初会合が、佐渡市役所両津支所で開かれた。市担当者が路線バスの利用状況や、「佐渡島(さど)の金山」の世界文化産登録後の観光客増に備えた事業を説明した。
会合は5月29日にあった。説明によると、路線バスの利用者は、22年10月1日から1年間で38万2610人と、前年比で1万9642人増加。ただ燃料費の高騰で収支状況が悪化し、市などが全路線に補助金を交付して路線維持を図っているとした。
観光客向けの交通施策としては、史跡佐渡金山へは両津港-きらりうむ佐渡間の夏季の直行バス運行や、現在運行中の相川周遊バ...
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