
佐渡市役所
新潟県佐渡市は6月6日、一般ドライバーが自家用車を使い、有料で客を運ぶ「佐渡版ライドシェア一般ドライバーが自家用車を使い、有料で乗客を送迎するサービス。ページ下部に詳しい解説を掲載。」の実証調査事業を行うことを明らかにした。観光シーズンの7月下旬から1カ月程度を予定し、タクシーが足りない際に対応する。市は事業費434万円を盛り込んだ議案を、14日開会予定の市議会6月定例会に提出する。
佐渡市では路線バスの減便が続き、タクシーも6事業者で50台程度にとどまるなど、運転手不足が課題となっている。「佐渡島(さど)の金山」が世界文化遺産に登録されると観光客の増加も見込まれることから、島内の交通手段の確保につなげたい考えだ。
実証調査事業では、佐渡市が実施主体となり、参加希望のタクシー業者に...
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