国直轄事業について意見交換する北陸地方整備局の遠藤仁彦局長(左)と花角英世知事=6月7日、県庁
国直轄事業について意見交換する北陸地方整備局の遠藤仁彦局長(左)と花角英世知事=6月7日、県庁

 花角英世新潟県知事と国土交通省北陸地方整備局(新潟市中央区)の遠藤仁彦(きみひこ)局長が6月7日、県庁で面会し、国の公共事業について意見交換した。花角知事は能登半島地震の復旧など防災・減災対策の強化や新潟港などで進める脱炭素化に向けた取り組みに対し、財政支援を求めた。

 面会は国直轄事業の円滑な執行のため毎年度実施している。

 冒頭、北陸地方整備局の遠藤局長は能登半島地震で新潟市西区を中心に発生した液状化被害などについて「地域に寄り添い、復旧に取り組む」と述べた。

 建設業が直面する働き方改革などの課題に対し、国と県が協力して改善に取り組む必要があると話した。

 花角知事は能登半島地震での迅速な復旧...

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