北九州戦に向け、調整するMFダニーロ・ゴメス=聖籠町
北九州戦に向け、調整するMFダニーロ・ゴメス=聖籠町
J1アルビレックス新潟の予想先発メンバー

 サッカーの第104回天皇杯全日本選手権は6月12日、各地で2回戦を行う。2023年ベスト8のJ1アルビレックス新潟は、午後7時からデンカビッグスワンでJ3北九州と対戦。新潟県代表のJAPANサッカーカレッジ(JSC)は、午後6時半から豊田スタジアムでJ1名古屋を相手に番狂わせを狙う。

 新潟は、準々決勝進出を決めたYBCルヴァン・カップから中2日。けがなどで離脱者は依然として多いが、松橋力蔵監督は「ベストを尽くすだけ」と強調する。

 6月9日のルヴァン杯・長崎戦では、ボールを失っては速攻に遭った。北九州もショートカウンターを得意としているだけに、ボール保持時のリスク管理には気をつけたい。

 JSCは5月の天皇杯1回戦で、アルテリーヴォ和歌山に2-1で勝利。2023年の全国社会人選手権で準優勝した相手と互角の戦いを展開し、2点を先行して逃げ切った。

 2回戦は格上の名古屋が相手だが、限られた好機をものにできるかが鍵となる。得点源としているセットプレーが重要で、190センチの長身FW渡辺亮太は「J1相手に通用するかは未知。でも、通用すればチャンスはつくれる」と力を込めた。

◆けがから復帰のMFダニーロ・ゴメス、“好相性”の大会で今季初ゴール狙う

 昨季、...

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