交流サイト(SNS)を通じて投資に勧誘され、現金計約884万円をだまし取られたとして、新潟県小千谷市の50代男性が6月12日、新潟県警小千谷署に被害を届け出た。小千谷署はSNS型投資詐欺とみている。
小千谷署によると、男性がスマートフォンのSNSに表示されていた広告にアクセスしたところ、有名投資家を名乗る人物から、投資学習グループを紹介された。その後、グループ内の外国為替証拠金取引(FX)を扱う会社のサポート担当を名乗る人物の勧誘が始まった。
男性は言われるがまま取引口座を開設。3月12日から4月25日までに、投資や証拠金名目で複数回にわたって、指定された口座に送金した。4月末に投資資金を引き出そうとしたが、サポート担当を名乗る人物から税金の支払いを要求され、引き出せなかったことから被害に気付いた。