
サトウ食品(新潟市東区)は6月13日、2024年4月期の連結決算を発表した。主力の包装米飯、包装餅とも販売が好調で、生産性の向上や価格改定効果もあり、純利益は前年比24・7%増の22億9500万円だった。
保管や調理が簡単な包装米飯は、消費者の「タイムパフォーマンス(タイパ)志向」に合致して日常食としての需要が拡大。売り上げが11・0%増加した。
包装餅はスティックタイプや小型サイズが堅調だった。また鏡餅は業界全体で受注締め日を10月末に設定し、過剰生産や人手不足の解消に努めた。
売上高は7・3%増の425億8100万円、営業利益は18・0%増の26億5600万円、経常利益は15・8%増の3...
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