世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」のシンボル「道遊の割戸」=佐渡市
世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」のシンボル「道遊の割戸」=佐渡市

 盛山正仁文部科学相は6月14日の閣議後会見で、14日から韓国のソウルへ出張し、15日に韓国の李周浩(イジュホ)副総理兼教育部長官と会談すると発表した。政府が世界文化遺産1975年に発効した世界遺産条約に基づき、歴史的建造物や遺跡を対象にユネスコが人類共通の財産として登録する。国内では姫路城などが登録されている。世界遺産にはほかに、貴重な生態系などの自然遺産と、文化と自然の要素を併せ持つ複合遺産がある。登録の可否は世界遺産委員会が決める。登録を目指す「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」については「教育大臣会合なので、われわれの方から持ち出すつもりはない」と話した。

 15日の...

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